5分で分かるFX

5分で分かるFX 2話 – エグジットはどうしたら良いか?

エントリーよりエグジットは難しい?

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エントリーは簡単!

エントリーするだけなら、出来る限り引き付けて、リスクリワードが良さそうなポイントで入るだけなので、比較的簡単です。エントリーはタイミング勝負みたいなところがありますよね。

エグジットは難しい・・・

しかしエグジットには「欲」が絡みます。まだ伸びるのではないか、伸びるのなら利益確定するのは早い。損失になっている、損失を確定するのは嫌だから戻ってくるまで待とう。このような具合に。

ただ、そんなエグジットも
あるものがあれば、もっと簡単になります。

エグジットには「目標値」が必要

エグジットする値位置を決めるポイントになるものは、その時のチャート形状か、状況の変化、または値位置です。

チャート形状

反転する形になった時。例えば、安値を切り下げたらエグジットする、などのルールを作る事が可能です。

状況の変化

上昇していた金利が、下落に転じた時など。ファンダメンタルズとしての要因です。

値位置

抵抗になる値位置まで上昇した時、上昇の目標値へ到達した時など。それ以上伸びないのなら、一旦戻ってくるわけですから一部だけでも利食いしておいた方が良いからです。

この上昇目標値というものを、出来る限り値動きにマッチする形で、自分の中で決めておくと利食いは出来ます。

「値動きにマッチする」と書いたのは、自分だけの目標値というわけではないという事です。実際にその値位置にまで行くと多くの場合で反落してしまうような値位置に自分の目標値を合わせます。

なぜなら利食いした後でさらに伸びたら嫌ですよね?(笑)

では、どうやったら「利食い目標」を『相場の目標』に合わせられるのでしょうか?

フィボナッチを使う

伸びて行く時に上昇が止まるのは、上値抵抗線があるか、上昇目標値へ到達したかの2つの理由が考えられます。※あくまでもテクニカル要因としては

上値抵抗線はまだ、前回高値などのダウ理論から考えられるケースもありますが(最高値圏でなければ)、上昇目標値はフィボナッチでしか出せないでしょう。

他にピボットというものありますが、これは正解になるとも限りません。より多くのトレーダーが使用しているのがフィボナッチ。※フィボナッチもマイナーだが(笑)、さらにマイナーなのがピボットだという事ね

そして、フィボナッチなら
実際に反落してしまう事が多いポイントを教えてくれます。

フィボナッチで上値抵抗線となるラインも出せますし、上昇目標値も出せます。つまり、値位置に関してはフィボナッチで全て解決するというわけ。

実際にその値位置まで行ったら反落するなら、利食いしておいた方が良さそうですよね?

今回は以上です。また次回。

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